県は23日、４月１日付定期人事異動を発表した。建設部長に田中衛・建設部次長が就任し、後任に小松誠司・河川課長が就く。建設部の技術部長級ではこのほか、建築技監兼建築住宅課長に塩入一臣・施設課長、参事（高規格幹線道路整備推進担当）兼道路建設課長に青木謙通・会計局契約検査課長。高倉明子・都市まちづくり課長は参事を兼ねる。建設部現地機関長の異動は17人。部長級では、参事兼佐久建設事務所長に小林敏昭・木曽建設事務所長、参事兼飯田建設事務所長に太田茂登・道路管理課長が就く。

　田中氏は1971年11月８日生まれ、50歳。東京大学工学部卒。建設省採用で、国土交通省国土政策局広域地方政策課調整室長を経て、2020年に県建設部建設技監に着任。21年４月より現職（７月まではリニア整備推進局長を兼務）。

■佐久北部、上田、諏訪、伊那、木曽、千曲、須坂、北信、飯山と砂防３事務所も所長交代

　建設部現地機関長の異動のうち技術課長級では、佐久建設事務所佐久北部事務所長に井出圭一・都市まちづくり課企画幹兼都市計画係長、上田建設事務所長に中島俊一・環境部生活排水課長、諏訪建設事務所長に胡桃敏成・道路建設課企画幹、伊那建設事務所長に石田良成・リニア整備推進局次長、木曽建設事務所長に大瀬木弘・長野建設事務所浅川改良事務所長、松本建設事務所奈良井川改良事務所長に丸山泰正・飯田建設事務所整備課長、千曲建設事務所長に峯村和夫・千曲川流域下水道事務所長、須坂建設事務所長に野々口敬一・松本建設事務所整備課長、長野建設事務所浅川改良事務所長に川住淳一郎・東信会計センター工事検査幹、長野建設事務所裾花ダム管理事務所長に足立修・会計局契約検査課検査幹、北信建設事務所長に関克浩・建設部付（道路公社）、北信建設事務所飯山事務所長に中島英樹・佐久建設事務所整備課長、犀川砂防事務所長に青木能健・砂防課企画幹兼地すべり係長、姫川砂防事務所長に江守護・河川課企画幹、土尻川砂防事務所長に倉田雅史・上田建設事務所整備課長。

■道路管理課長に栗林氏、河川課長に川上氏、技術管理室長は坂口氏

　また本庁の技術課長級の異動では、栗林一彦・建設政策課技術管理室長が道路管理課長に就き、後任は坂口一俊・建設政策課技術管理室主任専門指導員。河川課長は川上学・長野建設事務所裾花ダム管理事務所長、施設課長は久保田達也・施設課企画幹兼建築住宅課主任専門指導員、リニア整備推進局次長は片桐剛・佐久建設事務所佐久北部事務所長。

■地域振興局長の異動は４人

　建設部以外の異動を見ると、部長級では林務部長に吉沢正・長野地域振興局長、企業局長（公営企業管理者職務執行者）に須藤俊一・総務部次長。地域振興局長の異動は４人で、上田に柳沢由里・健康福祉部健康福祉政策課長、諏訪に宮原渉・環境部次長、北アルプスに早川恵利・教育委員会事務局教育政策課長、長野に中坪成海・県民文化部長が就く。

　課長級では、会計局契約検査課長に竹内浩平・北信建設事務所飯山事務所長。新たに設置される飯田発電建設事務所の所長に藤本晃人・南信発電管理事務所企画幹兼建設第二課長、上田発電建設事務所の所長に高見澤聡子・北信発電管理事務所企画幹兼建設第二課長が就く。松本発電建設事務所長は同日に発表がなかった。