ふるさと長野を考える会(事務局電話026-228-7200)は16日、長野市内のホテル国際21で土木の日にちなんだ公開講演会を開いた。同講演会には、長野工業高校や長野高専の学生ら約120人が出席したほか、一般席に400人近くの聴講者が詰めかけ会場は満席となった。
主催者あいさつなどは省かれ、直ぐに講演会に移行、第1部の講演では国交省河川局防災課防災調整官の田村秀夫氏が『最近の自然災害と防災上の課題』と題し約50分に渡り実例を挙げ話した。また第2部の講演はリバーフロント整備センター理事長で立命館大学客員教授(工学博士)の竹村公太郎氏が『自然・水・文化・歴史・未来・夢…』と題し高校生たちにも分かりやすく、100年後の日本のふるさとについて、国土建設の大切さ・土木事業の重要性を説いた。出席した高校生らは、熱心に聞き入っていた。