小千谷市は図書館等複合施設新築工事について、建築・電気・空調・衛生設備の4分離で8月上旬に入札を行う。6月から7月中旬までにそれぞれ一般競争入札を公告する見通し。事業費として当初予算で2カ年の継続費22億7500万円を設定、2022年度に13億3500万円、23年度に9億4000万円を配分した。
場所は本町1丁目13-36ほか地内の敷地9685・45㎡。旧小千谷総合病院の跡地に図書館機能を核とした複合施設を整備する。施設はSおよびRC造、地上1階一部2階建て、延べ床面積4375・8㎡の規模。駐車場は110台分を確保する。工期は540日。供用開始は24年6月を予定している。
本契約は9月市議会で承認を諮る。
本事業では図書館、郷土資料館、市民交流の場、子育て支援スペースなどが融合した新しいタイプの公共空間づくりを目指す。20年度から計7回にわたり市民参加型ワークショップ「at!おぢや」を開き、基本設計に市民の意見や思いを盛り込んだ。実施設計は4月末に完成する。
設計は平田晃久建築設計事務所(東京都)。
【複合施設のイメージ】