記事

事業者
群馬県桐生市

桐生市は議事棟の解体工事を進める

2022/04/08 群馬建設新聞

桐生市は新庁舎建設に向けて動き出す。庁舎建設工事に先行して、敷地内の議事堂の解体工事を7日に一般競争入札で公告。議事堂などの解体工事費は当初予算で2億554万円を計上。22年度は新庁舎本体工事を予定しているが、現在実施設計を行っているため、工事費は22年度補正予算で計上を見込む。

新庁舎建設工事は既存庁舎(織姫町1-1)の老朽化から計画。議事堂および車両棟は新庁舎建設の施工スペースになることから、解体を行う。22年度は引き続き久米設計(東京都江東区)が実施設計業務を続けるとともに、議事堂などの解体工事、本体工事に着手する。

庁舎建設工事は2期に分ける方針で、1期工事で議事堂・車両棟を解体し、新庁舎を建設する。2期工事は旧庁舎を解体するほか、駐車場などの整備を行う。新庁舎は基本設計でS造およびRC造5階建て、延べ床面積1万1600㎡。免震構造(基礎免震)としている。

解体する議事堂はRC造3階建て、延べ床面積1998・17㎡。このほか、車両棟、市役所前の歩道橋を解体する。

すでに議事堂機能の現庁舎への移設工事および車両棟の整備などは完了している。工事については佐田建設(前橋市)が担当した。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら