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国土交通省利根川上流河川事務所

利根川上流が22年度事業概要で堤防整備など

2022/04/13 埼玉建設新聞

 利根川上流河川事務所は2022年度に102億9100万円を投じて河川改修などに取り組む。県内関連では、首都圏氾濫区域堤防強化対策において堤防盛り土、水路などの付け替えなどを計画。さらに左岸築堤、河川管理施設の維持管理なども実施する。

 予算額は利根川上流河川改修費62億2500万円、大規模河川改修費1億1400万円、都市基盤河川改修費3億3100万円、河川維持修繕費25億5600万円、河川工作物関連応急対策費3000万円、堰堤維持費10億3500万円となった。

 首都圏氾濫区域堤防強化対策は久喜市から行田市までの利根川右岸で、堤防の川表・川裏へ盛り土を行い、断面を拡幅。川裏では法面勾配7割について用地取得し、水路や道路の付け替えも実施する。

 左岸築堤では加須市麦倉地先において、川表側へ盛り土を実施。堤防断面を拡幅して治水安全度の向上を図る。

 治水・利水・環境の機能保全に向けた施設の維持管理は管内全域で、堤防除草、堤防補修、河川巡視・状況把握、機械・通信設備の点検などを行う。

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