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文化的施設秋ごろ委託/道の駅再エネ設備導入へ

2022/04/16 日本工業経済新聞(茨城版)

 県央地域で2022年度に進める設計業務をまとめた。茨城町は文化的施設整備で秋ごろに実施設計業務を委託する。事業費として1億1554万8000円を確保した。大洗町と城里町では道の駅整備を推進。大洗町は道の駅と再可能エネルギー設備導入に向けた基本設計にそれぞれ着手する。委託時期は現段階で未定。城里町については遅くとも年度内に事業にかかわる調査費や基本設計を確保したい考えだ。小美玉市においては旧橘小学校の広場整備に向け測量・実施設計に着手する。

【文化的施設整備事業(茨城町)】

 事業費として1億1554万8000円を確保。22年度は実施設計に着手する。秋ごろに業務を委託したい考え。整備予定地を中央公民会大ホール跡地としており、23年度に解体する計画。本体工事および外構工事は24年度を見据える。供用開始は25年度中を予定する。

 事業費の概要は、実施設計業務などが1億900万円、運営の基本方針となる運営計画策定費などが612万5000円。

【道の駅おおあらい(仮)整備事業(大洗町)】

 22年度は道の駅整備基本設計委託料のほか道の駅への再生可能エネルギー設備導入に向けた基本設計に取り掛かる。事業費として1995万5000円を配分。委託時期は現段階で未定。

 道の駅の候補地は町営駐車場および大洗シーサイドステーションとしている。22年度は基本構想・基本計画を策定し整備手法などを決定、その後基本設計に着手する流れとなる。23年度に実施設計に着手し、工事は24年度以降を見据える。

【道の駅かつら移転整備事業(城里町)】

 移転基本計画によると、概算事業費は15億1300万円。事業にかかわる調査費や基本設計費について、遅くとも22年度中に予算計上したい考えだ。

 本体の規模は2階建て、延べ床面積1712㎡。構造については基本設計などで詰めていく。工事は23~24年度に予定しており、第1期(道の駅など)と第2期(オートキャンプ場など)に分けて発注する想定。

【観光施設整備事業(笠間市)】

 22年度は笠間工芸の丘整備に向けた検討および設計に着手する。事業費4356万円を計上した。22年度は設計をまとめ、23年度から2カ年程度での改修を想定している。再整備を進め、カフェなどの売上が増加する仕組みづくりに取り掛かる。

【旧橘小学校跡地整備事業(小美玉市)】

 旧橘小学校(与沢729―1)の跡地約3850㎡を広場として整備する計画を進めている。測量・実施設計委託料として1697万3000円を充てる。順調に進めば23年度予算に工事費を計上し、同年度内の工事発注を見据える。

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