国土交通省は、河川水位や雨量のデータ配信を行う「水防災オープンデータ提供サービス」において、解析処理により作成した二次元250mメッシュの合成雨量データなどに加えて、新たに雨量レーダで観測した解析処理前のデータを配信するため、利用の受付を開始した。
新たな観測データの活用により、三次元解析を行うことで民間事業者による予測解析精度向上のほか、ゲリラ豪雨のような突発的な雨雲の発達過程を捉えるなど、民間主導の新たな技術開発促進が期待される。
同サービスは、国が観測したレーダ雨量、都道府県を含む雨量・水位、カメラ画像等の河川情報数値データを、河川情報センターを通じて民間事業者などの受信希望者に対して実費相当額で配信している。
詳細は、同サービスのサイト(http://www.river.or.jp/koeki/opendata/index.html)を参照。