記事

事業者
埼玉県鴻巣市

鴻巣市は6月までに総合体育館の空調導入を3分離で発注

2022/05/12 埼玉建設新聞

 鴻巣市は、総合体育館のうちアリーナ、卓球場、武道場1・2の4カ所に空調を導入する。6月までに建築・機械・電気の3分離で一般競争入札を公告。7月にも契約を締結し、2023年2月までに工事を終える想定だ。工事費は総額2億9800万円を確保。設計については桂設計さいたま事務所(さいたま市、電話048-822-0756)が手掛けた。

 施工対象となる4カ所の延べ床面積、導入する空調の種類は▽アリーナ=約1850㎡、大風量スポットエアコン▽卓球場=約286㎡、壁面設置型整流式エアコン▽武道場1・2=各196㎡、天井吊り型エアコン――を見込む。施工箇所ごとに室内機を複数台導入する見通し。施工期間も施設を開館できるよう、1カ所ずつ工事を進めていく考えだ。

 発注する3種のうち、機械工事で空調設備を設置。建築工事では空調設置に伴う天井・床などの改修を行う。また、空調導入に当たり受変電設備を増設する必要があるため、電気工事として施設外にキュービクルを1基新設する。

 総合体育館(鴻巣864-1)は1984年に竣工した。避難所として運用するに当たり、不足していた空調設備を導入する運びとなった。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら