道路、急傾斜における防災減災、通学路をはじめとした歩行者安全対策など「県土整備プランに掲載された事業の計画的執行と目標完成年の履行を着実に進めていきたい」と意気込む石坂所長は、東吾妻町の出身。勉強が嫌いで、大学受験の勉強をしたくなかったため、就職率の高い中之条高校農業土木科に入学。卒業後は地元の吾妻町役場を志望していたが、募集がなく群馬県庁に入庁した。入庁と同時に前橋市立工業短期大学夜間部(現・前橋工科大学)に通い、より専門的な知識を深めた。
現在は奥さま、愛犬と生活を共にしている。2人の子どもは社会人として独立しており、現在の生きがいは「柴犬のガクとの生活」と笑顔を見せる。ガクは6歳。休日はガクを中心とした生活を過ごしているという。動物を飼う多くの人が同じだと思うが「ガクはペットではなく家族。言葉が通じないため、ようすを気にかけてあげる必要がある。気にかければかけるほど普段と違うちょっとした異変がわかるようになる」と話す。
趣味はスポーツ観戦と読書。以前はスポーツをするのも見るのも好きだったが「現在は体が意思に反して動かなくなってきたので、テレビ観戦がほとんど。オリンピックが夏季、冬季と続けて行われ、特に日本人が世界を相手に戦っている姿を見ると胸が熱くなる」と話す。
昼休みの読書が「1日の清涼剤」と笑みを浮かべる。若いころに読んだ本を読み返しているが「当時と違う感覚を味わえる」と話す。好きな本のジャンルは歴史もので、特に幕末から明治が舞台となった本が好きという。印象に残っている本は「司馬遼太郎が書いた竜馬がゆく、坂の上の雲」と笑顔を見せる。
事務所の若手職員には「さまざまなことにチャレンジしていく気概を持ってほしい。積極的に現場経験を積んでいくことで臨機応変に柔軟な発想が出せたり、潜在化する危ういものを感じられるようになると思う」と期待する。
建設業界へは「同じ目標を達成するためのパートナー。コロナ禍で苦しいと思うがチームワークをもって一緒に働いていきたい」と呼び掛ける。
















