研修事務などで実用化へ
関東地方整備局のインフラDX(デジタルトランスフォーメーション)における総務ワーキンググループ(WG)は、職員研修と物品管理事務の効率化に向けてRPA(ロボテック・プロセス・オートメーション)の導入を試行中。8月ごろから実用化の検証に着手する。
これまで手作業で行っていた、文章作成、発送先名簿の照合・投入、決裁、メール発送などの工程をRPAにより自動化。業務工程を見える化・最適化しつつ、新たな人的リソースを創出して、より付加価値の高い業務への転換を目指すもの。
新規案件は▽技術検定合格証の発行▽外注車両運転手の日報管理▽職員通勤手当の経路検証--について、6月ごろから課題の抽出。実用化への可否検討には10月ごろに着手する。
総務WGにおけるRPA導入の取組みは、局内の全体への横展開を見据えて「PDCAサイクル」により、新規事案の検討・試行を重ねていく。