結城市、筑西市、桜川市が管内となる県筑西土木事務所では、県西地域を結ぶ筑西幹線道路や、県南地域とつながる(仮称)上曽トンネルなどの幹線道路整備が進んでいる。地域活性化の要となる路線であり、2022年度は県道筑西三和線バイパスで舗装工を遅くとも9月までに公告したい考え。上曽トンネルは設備関係に取り掛かる計画。また県道筑西筑波線の養蚕橋架け替えで上部工に伴い、取付道路の舗装工を予定する。河川関係では桜川で体積土砂の撤去、田川で樋管新設を行う。
【県道筑西三和線】
鬼怒川大橋~八千代町境界を対象にバイパス整備を推進。筑西幹線道路の一部を担い、管内の整備延長は結城市道部分を除いて3089mで、20年度には2617m(ほか結城市道383m)が供用を開始した。
開通区間以南の472mは用地取得を進めながら、まとまった箇所から順次工事を実施していく方針。22年度は西側橋梁との取り付け部東100m程度で中間層までの道路改良舗装工事を計画する。
【筑西つくば線養蚕橋】
一級河川小貝川に架設されていた養蚕橋では架け替えを推進。新設規模は橋長174m、幅員14/7mの2車線。上部工は4径間連続非合成少数鈑桁橋、下部工は橋台が逆T式、橋脚がT型を予定。
21年度から橋梁上部工事に着手しており、22年度は取付道路の道路改良舗装工事を橋梁前後でそれぞれ100m程度想定している。
【桜川土浦潮来自転車道線】
つくば霞ヶ浦りんりんロードの軸となる県道桜川土浦潮来自転車道線の整備では、桜川市真壁町酒寄地内の約1・3㎞が21年3月に開通。22年度は桜川市内で自動車道の法面保護工事700m程度を計画する。
【桜川市道M2753号線(仮称)上曽トンネル】
桜川市真壁町山尾地内~石岡市上曽地内を結ぶ県道石岡筑西線で、トンネル整備を推進。全体の整備延長は約5・6㎞で、桜川市が約2・6㎞、石岡市が約3㎞。本体工事を進めており、25年度の完了を目指す。
22年度は県道路建設課から高圧受変電、換気、ラジオ再放送、防災、警報、照明が発注される予定。22年度中に本体工事が貫通する見込みで、貫通後に設備工事へ着手する。
【鹿窪砂窪線】
結城市鹿窪~結城字砂窪までの中心市街地東側の南北を結ぶ幹線道路として計画。県と市が区間を分けて整備する方針で、施工区間は県で約1200m、市で約850mを見込む。未整備区間全体の事業費に約73億円を想定。22年度は測量や設計を実施する予定。
【一級河川桜川】
管内の管理延長約38㎞のうち、真壁工区11・75㎞と大和工区4・75㎞で治水事業を推進。下流の筑波工区の進ちょく状況をみながら、22年度は真壁工区の一部暫定改修や、体積土砂の撤去などを行う計画。
【一級河川田川】
田川流域では15年の関東・東北豪雨の被害を踏まえ、県が築堤護岸や樋管新築などの河川改修、国が水門設置を行い、洪水被害の軽減を図る。22年度は県が樋管新設3カ所のほか、掘削や築堤などの河川改修を実施する予定だ。
【写真=筑西三和線】
















