県境工事事務所は、圏央道坂東インターチェンジ(IC)と直結する県道結城坂東線のバイパス整備を加速している。2022年度は早ければ6月にも北側320m区間の地盤改良などの道路改良工事を公告する見込み。また秋ごろにも南側580m区間について道路改良舗装工事に取り掛かりたい考えだが、北側区間の進ちょくをみながら、前倒しも検討する。22年度事業費には1億9200万円を見込む。24年度の全線開通を目指しており、ICと市街地を結ぶ路線に期待が高まる。
IC側となる坂東市弓田地内の北側区間では軟弱地盤を踏まえ、本線部分の地盤改良や盛土などの道路改良工事を実施する。県道中里坂東線側で、整備済み箇所と接続する南側区間では、駒跿地内の接続部200mと、弓田地内の本線部分380mにおいて路盤工や基層工などを計画している。
22年度に北側と南側の合計900m程度で道路改良や舗装を推進し、23年度以降にも未供用箇所の表層工を進める考え。
結城坂東線バイパスの計画延長は、坂東市沓掛地内の坂東IC周辺~同市岩井地内の県道中里坂東線交差点周辺までの約3㎞。幅員は16/6・5mの2車線とし、両側に歩道3・5mと管渠型側溝を設ける。
06年度から事業化し、15年2月の坂東IC供用開始に合わせて、IC北側740mと中里坂東線接続部380mを供用した。現在は中間区間約1880mの整備を推進している。全体事業費は約34億円を試算しており、進ちょく率は21年度末時点で71%となっている。
同バイパスは国道354号、坂東市内、坂東ICを連結する産業基盤道路となり、結城坂東線や中里坂東線の渋滞緩和を図る。またICから市街地までを結ぶ路線として、圏央道へのアクセス性向上や広域交通網による地域活性化なども期待される。
21年度には、弓田地内の道路改良工事を㈲中村組(坂東市)と㈱新井建設工業(境町)、駒跿地内の道路改良舗装工事を㈱野口組(坂東市)が実施している。主な参加条件は土木S、A等級で、単体または経常JVなどだった。
また弓田地内の駒跿橋における橋梁上部工事は極東興和㈱(広島県広島市)が担当した。
【写真=計画図】

















