越谷市造園業協会(中村恒見会長)は、3日に開かれた越谷市主催の梅の実収穫体験に全面的に協力した。全9社から18人が参加。ブルーシート14枚、脚立14脚などを用意したほか、棒を使って梅の実を落とし、収穫を支援。中村会長は「地域の協会として、これからも市の行事や災害復旧に携わっていきたい」と話した。
2020、21年はコロナ禍で中止だったため、3年ぶりの開催となった。応募者から抽選により選ばれた約150人と、近隣の大袋小学校、大袋東小、西中の生徒計約150人が参加。協会員のサポートを得て、収穫を楽しんだ。
開始に先立ち越谷市公園緑地課の濵野行正調整幹は、体験場所の越谷梅林公園について紹介。1987年から整備が行われ「現在では約40種、300本余りの梅の木が植えられている」という。収穫体験は93年から始まり「今年で30回目を迎えた」とあいさつ。そして越谷市造協とボランティアに謝意を示した。
越谷市造協の会員9社は次のとおり。
▽中新造園▽深野造園▽東武緑化サービス▽東武園芸▽サンエー緑化▽片桐造園▽加藤園芸▽クリーンガーデン緑屋▽宝亀園