さいたま市は、地下鉄7号線(埼玉高速鉄道線)を浦和美園駅以北に延伸する計画と合わせ、中間駅周辺地区のまちづくり方針を年度内に策定する。対象地区の将来像とまちづくりのテーマ、導入機能、公共施設・土地利用の配置方針などを整理する。7月8日に最初の有識者会議を開く予定だ。
延伸区間は、浦和美園駅~東武野田線岩槻駅までの7・2㎞。目白大学キャンパスなどが位置する一帯から、中間駅設置の候補地を決める。中間駅の位置から半径500~750m程度が「中間駅周辺」の範囲になるとみられる。
まちづくり方針を具体化する事業手法には、区画整理事業方式を想定している。