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東日本高速道路(株)湯沢管理事務所,その他記事(民間)

工事の安全を祈願/関越道六日町地区函渠工事/奥村組 NEXCO湯沢管理

2022/06/23 新潟建設新聞

 関越自動車道六日町地区函渠工工事(国道253号八箇峠道路)の安全祈願祭が18日、南魚沼市余川における六日町IC付近の施工場所で、受注者の奥村組の主催により開かれた。当日は多数の関係者が出席し、無事故無災害で工事が進むよう祈願した。

 今回の工事は関越道の直下にボックスカルバートを構築するもの。通行を止めずに施工、新設するボックスカルバートの土被りが最小0・3mと薄く、六日町ICランプに位置するために推進延長が85・5mと長いことも特徴。さらに今回採用するR&C工法+ESA工法を組み合わせた工法における施工延長としては、国内最長となる見込みだ。これまで準備工を進めてきたが、今後、十日町側で到達立坑と発進立坑を整備。早ければ11月から推進工に着手する。

 契約金額は50億9520万円で工期は4年後の2026年7月5日まで。式典当日は、工事を発注した東日本高速道路新潟支社湯沢管理事務所による工事説明が行われ、事業者の北陸地方整備局長岡国道事務所の木村祐二所長、発注者の湯沢管理事務所の田之脇良徳所長、また地域を代表して南魚沼市の林茂男市長と十日町市の関口芳史市長、受注者の奥村組から東日本支社の安井義則副支社長があいさつした。

 田之脇所長は「この工事は関越道に影響を与えないように慎重に進める必要がありますが、地元の期待も高いことから、安全第一で、早期完成に向けて努力してまいりたい」とコメントした。

【写真=出席者が現地で記念撮影】

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