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群馬県前橋土木事務所

前橋土木が前橋赤城線線の歩道整備など進捗

2022/06/24 群馬建設新聞

県前橋土木事務所は主要地方道前橋赤城線で、歩道や電線共同溝の整備を進めている。桃ノ木川周辺で区切り、赤城山方面の約1200m区間は都市計画道路赤城山線として位置付け、歩道整備を進捗。前橋市街地方面の230mは北代田町工区として電線共同溝の設置を進めている。2022年度の工事は、いずれも7月ごろに公告を行う方針となっている。赤城山線は歩道および電線共同溝を60m分を推進。北代田町工区は初弾工として50mの電共新設を計画している。

前橋市の若宮町から上細井町に掛けて通る主要地方道前橋赤城線では2つの事業が進行中。桃ノ木川を渡る北代田橋左岸側が境目となっており、赤城山方面が都市計画道路赤城山線歩道整備事業、前橋市街地側を前橋赤城線(北代田町工区)電線共同溝事業としている。いずれの事業も7月中に工事を条件付き一般競争入札で公告する。

赤城山線歩道整備の事業区間は全体で1200m。うち、南側約140mを優先工区とし、歩道整備を進めている。歩道の新設に合わせて電線共同溝による無電柱化を図る。現況幅員7・5mを17mに広げ、両側に3・5mの歩道を整備する。設計は高崎測量(高崎市)がまとめた。

7月に公告予定の工事で、延長60mの歩道新設および電線共同溝設置を実施。工期を10カ月、工種は土木一式とする。同工事で、通学路として利用が多い区間は概成となる。引き続き、優先工区全体の完了に向けて、工事を進めていく。並行して優先工区から北側の用地買収にも取り組む。事業内では白川橋と桧下橋の改良または架け替えが行われる。事業期間を27年度まで、全体事業費約37億円としている。

北代田橋左岸から主要地方道前橋西久保線までの区間は北代田町工区としての位置付けで、すでに歩道が整備済みとなっている。より安全な通行を確保するために電線共同溝の新設に取り組む。事業の全体延長は230m、両側歩道の下へ電線共同溝を新設する。全体事業費約2億円で、27年度の完了を予定。

22年度は初弾工の発注を計画。50m程度の共同溝新設工事を実施する方針で、準備を進めている。施工箇所は左岸側を想定。7月中に条件付き一般競争入札を公告する。

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