県契約検査課は県土整備部が２０２１年度に執行した入札において、委託業務の契約件数が７６３件、合計金額81億３３００万円となったことを明らかにした。前年と比較して契約件数が１８０件減（19・２％減）、金額は23億５２００万円減（22・４％減）と、ともに減少している。

過去３年の入札契約件数を見ると◇20年度＝９４５件◇19年度＝１０１１件◇18年度＝９８８件－となっており、いずれの年度と比較しても21年度は件数が低下している。

同様に契約合計金額は◇20年度＝１０４億８５００万円◇19年度＝１１７億９６００万円◇18年度＝99億５０００万円－という結果となった。21年度の契約金額は81億円台となっており、１００億円を割れ込むのは、18年度以来という結果となった。

発注方式別における契約件数と設計金額は◇一般競争入札＝２件、３２００万円◇指名競争入札＝６３１件、57億７１００万円◇随意契約＝１３０件、23億３０００万円、うちプロポーザル方式13件、３億円－となり、いずれの契約件数、金額についても前年を下回っている。

一方で、平均落札率94・１％。内訳は◇一般競争入札94・９％◇指名競争入札93・１％◇随意契約98・５％－と、概ね例年通りの結果となった。