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新印青果西部卸売市場移転新築は14・2億で水倉組が落札

2022/07/02 新潟建設新聞

 新印青果西部卸売市場(渡辺晃代表取締役社長、燕市吉田法花堂4670)は1日、燕市吉田西太田地内への移転新築工事に係る総合評価一般競争入札を開札した結果、水倉組が14億2000万円で落札した。予定価格には15億9130万円を設定していた。

 新たな卸売市場として、みなみ親水公園近くの燕市吉田西太田字札木813-1地内の敷地2万3699・39㎡への移転を計画し、施設規模にはS造平屋建て、建築面積5370・25㎡、床面積5571・44㎡を想定する。新市場の建築工事のほか、路床改良(地盤改良共)、舗装、区画線一式として大型車用(3784㎡)、駐車場用(9646㎡)、一般車両用(2541㎡)を行う。

 工期は2023年3月10日まで。開場は来年7月を目指している。

 設計は福地設計(新潟市中央区)が担当。

 地域密着型の複合施設として周辺住民が利用できる直売所を併設し、新市場隣接地にはドラッグストアのほか、敷地北側では60棟のコンテナハウスをつなげて飲食や衣料、雑貨販売などが一体となった施設も計画される。このほか雨水対策として駐車場下に約1400立方の調整池を設け、燕市でも歩道の拡幅などの道路整備を計画する。

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