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山梨県甲府市

「甲府DO計画」着手へ/情報システム抜本的に改革

2005/12/02 山梨建設新聞

 甲府市では、情報システムの抜本的な情報システム改革に向けた「こうふDO(ダウンサイジング・アウトソーシング)計画の策定に向け、準備作業に着手する。計画に先立ち、11月29日には、こうふDO計画策定等業務の事業者選定にかかる公募型プロポーザル手続きの開始を公告。同計画は、情報システムのライフサイクルコストの縮減や全体最適化をはじめ、市民サービスの更なる向上を図るため、新たなシステムを再構築するもので、来年度までに計画を策定し、これに基くプロジェクトの21年度からの新システム稼働を目指し年次計画で準備を進めていく。

 これまでに決定した「こうふDO計画」の基本的な取り組み方針として(1)現在の汎用機からの最新の小型機中心のシステムに変更(ダウンサイジング)(2)民間の資金等を積極的に活用した新たな契約手法を導入(PFI的手法の活用)(3)データ構造、システム連携方法、データ移行方法等を可視化(オープン化)(4)高度な専門性と公共IT分野に関する高い識見を有するもので構成した監視機能として「PMOプロジェクト・マネジメント・オフィス」を創設(マネジメント強化)(5)情報技術、マネジメント、法務等に係る総合的な支援体制の整備(アドバイザーの活用)などを掲げている。

 同プロジェクトの実施により期待される効果については(1)年間概ね7億5000万円掛かる運営等経費を20~30%削減(2)最適かつ最新のシステムを適切な価格で利用し、技術的なリスクを分散(3)情報システム関連職員のスキルアップ(4)サービスの質の確保と市民満足度の向上(5)業務プロセスの効率的・効果的な再構築(6)情報システムの企画管理機能の充実などをあげている。

 今後のプロジェクトの進め方としては「こうふDO計画」の策定に年度内着手、18年度までに策定を完了。新システム事業者を18年度内に決定、新システムを21年度から順次稼働し、既存汎用機を21年度末に撤去する予定となっている。



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