【長岡市】長岡北スマート流通産業団地で追加公募していた約5000㎡の区画について、運送業の大友ロジスティクスサービス(松村豊人社長、東京都)が用地を取得した。新たな物流営業所を整備し、現在の新潟営業所(長岡市原町)を移転する。雪解け後をめどに2023年3月ごろの着工、同年秋の操業開始を目指し準備を進める。土地売買の契約締結日は4日付。同団地への進出企業は同社で22社目となる。
設計から建設業務一式の発注は、同社委任先のコンスラクションマネージャー(CMr)による入札で決定する方針で、現在は設計業務の準備を進めている。
整備する新たな建屋はS造2階建て、延べ床面積は最大で約3000㎡を想定。倉庫のサイズや機能は今後さらに精査する。施工者の選定は早ければ9~10月ごろ、遅くとも年内に工事入札を実施したい考え。
4日に長岡市で行われた締結式で村松社長は「複数のお客さまの荷を混載する独自の部品調達物流を生かし、よりコストパフォーマンスの高いサービスを提供することでニーズに応えていきたい」と展望を述べた。
場所は蓮潟町五郎作ほか地内。北スマート流通産業団地の2期エリア内で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けキャンセルされた区画5000・35㎡。原町地内の同社・新潟営業所の受注量増や働きやすい環境づくりに向け、スマートインターチェンジに直結する立地を生かした新たな事務所を建設し、新潟営業所を移転する。
【写真=松村社長(中央左)と磯田長岡市長(中央右)】