沼田市は中心市街地土地区画整理事業で、上之町地内を通る区画道路8-9の拡幅改良を計画。9月に一般競争入札で工事を公告をする考え。設計は高崎測量(高崎市)がまとめた。当初予算で確保した区画整理工事費5674万9000円を充てる。
対象となるのは、国道120号中町交差点近くにある、東和銀行沼田支店(上之町1163-2)の南を通る道路。延長130m区間を対象に、幅員約4mから8・5mへ北側を拡幅しアスファルト舗装を行う。内容は置換工55㎝、下層路盤工10㎝、上層路盤工10㎝、表層工4㎝の打ち替え工で、擁壁の設置は行わない。
また片側に幅員2・5mの歩道と、300㎜×400㎜のU字溝を延長130mで整備する。2022年度中の完了を目指す。
中心市街地土地区画整理事業は1998年から進めており、全体で8・8haの区画整理を行う。2024年度の完了を予定しており、総事業費147億9300万円を見込んでいる。
21年度までの事業費ベースにおける進捗率は約60%。23年度も同区画内での工事を計画しており、建物移転が完了し用地が確保できた道路から順次整備を進める予定としている。