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12日に発生した豪雨被害 3路線に土砂流出

2022/07/14 群馬建設新聞

県は、12日に県内各地で発生した豪雨により被害を受けた箇所について状況などを明らかにした。県道路管理課によると13日時点で、西毛地区2路線、北毛地区1路線で土砂流出、西毛地区1路線で倒木の被害が報告されている。

県では12日の午前中から大雨注意報などの気象特別警報を発令。片品村や川場村、みなかみ町に対し土砂災害警戒情報を通知している。

土砂の流出が見られた路線は◇平川横塚線◇北軽井沢松井田線◇上小坂四ツ家妙義線-の3路線。

平川横塚線は、川場村仙之橋付近で土砂崩れによる通行止めを行い復旧作業を進めている。

北軽井沢松井田線は安中市松井田町地内で土砂が流出。また、上小坂四ツ家妙義線は下仁田町上小坂と富岡市妙義町妙義などで土砂が流れ出た。2路線とも土砂撤去作業が完了し、通行止めを解除している。

倒木は国道18号旧道の松井田町坂本地内で発生。こちらもすでに復旧作業は終了している。

県危機管理課によると、このほかに富岡地区で家屋の床上浸水が1棟、床下浸水が2棟報告されている。

群馬県建設業協会はツイッターで情報を提供。土砂流出場所の被害状況や復旧の進捗具合の報告を行っており、道路の状態などを確認することができる。

県道路管理課は、土砂流出など発生した箇所について、今後の対応も含め検討を進めるとしている。

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