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(国)高崎河川の青木崇光所長就任インタビュー

2022/07/20 群馬建設新聞

富山県黒部市出身で、新潟県新潟市に自宅を構える青木所長は、1970年7月11日生まれの52歳。大学生のときに知り合った奥さまと結婚、大学5年生の長男と社会人として活躍する次男の4人家族。自身の性格について「良い意味で欲張りな性格」と分析、就任に当たっては「プレッシャーを感じているが、気負いせず自然体で楽しみながら取り組んでいきたい」と笑顔を見せる。

中学、高校はバレーボール部に所属し、高校ではセッターとして活躍。富山県立桜井高校、東北工業大学工学部土木工学科を卒業後、94年に建設省(現・国土交通省)へ入省した。入省に当たっては、お父さまも建設省の職員であったことから「無意識的に父親の影響もあったのではないかと思う」と話す。

趣味はバイクに乗ることで「大学生のころはヤマハのFZRを操り疾走していた」という。現在の愛車は2010年にスピード感に魅了され購入したホンダのCBR1000RR。近年は遠出ができなかったことから、「バイクをすみずみまで磨き上げていた」という。着任を機に「群馬県内の温泉地や県内各地をバイクで巡りたい」と笑顔を見せる。

これまで携わった思い出深い仕事としては、東日本大震災で被災した直轄道路の災害復旧申請対応をあげた。「現場で汗を流している整備局や事務所の負担軽減やスピード感をもった対応が求められていたため、財務省と折衝し、書類の簡素化を認めてもらったこと」と振り返る。また「直接現場で対応に当たってはいないが、現地が復旧していくようすを見ると感慨深い」と話す。

事務所職員には「DXをうまく取り入れつつ、仕事に自らの考えや想いを込め、楽しみながら取り組んでもらいたい。楽しみながら仕事ができれば、より良いものができ、良い成果が生まれる。だからこそ、新しいことにチャレンジしやすい環境整備を進めていきたい」と呼び掛けた。

県内の建設産業へは「立場の違いはあるが、目指すところは一緒で、かけがえのないパートナー。コミュニケーションを図り、新しいものを取り入れながら良い成果を出し、共に発展していきたいと思っている」とメッセージを送る。

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