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群馬県伊勢崎市

伊勢崎市の消防団詰所整備について

2022/07/30 群馬建設新聞

伊勢崎市は消防団詰所の計画的な更新に取り組んでおり、2023年度は第1方面隊第10分団詰所(宮子町1170-6)の設計などに着手する。新施設の整備および旧詰所の解体は24年度に行う方針。今後、2年に1棟のペースで更新に取り組むとしている。

市内の消防団詰所は全部で45施設。うち、旧耐震基準で整備された施設が9施設となっている。22年度は赤堀方面隊第3分団詰所の新築工と旧詰所解体工を計画、当初予算に工事費4275万円を計上した。新築工は建築・電気・機械の3分離で発注。建築がA等級、機械はB等級を対象とする条件付き一般競争入札とし、電気は指名競争入札を実施。なお、電気工事は不調となったため、随意契約を結ぶ方向で調整を進めている。

23年度に着手する第10分団詰所は、1978年度に整備したCB造平屋、床面積約60㎡。同年度中に新施設の設計、既存施設のアスベスト調査および分析を行う。設計は指名競争入札による委託が見込まれる。アスベスト調査を一括とするか、別案件とするかは、これからの検討事項となっている。

新たな施設は、現在と同規模を想定する。構造はS造が有力。現地での建て替えとなるかは、これから判断する。

22年度の赤堀方面隊を含み、9施設の再整備が優先的に行われる。21年度までは1年に1施設ずつのペースで、施工と次期工事の設計に取り組んできた。22年度は工事と設計を切り離し、2年に1施設を仕上げていく。

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