北陸地方整備局信濃川下流河川事務所（小川純子所長）は７月27日、優良工事等所長表彰式を新潟市内の同事務所で開き、受賞した３社３人に表彰状が手渡されたほか、局長表彰受賞者の４社２人が披露された。

　同事務所が発注し、２０２１年度に完成した工事は22件、完了した業務は32件だった。小川所長はあいさつで「新型コロナウイルス感染症対策や資材価格高騰など厳しい状況の中、事業推進にご尽力いただき感謝申し上げる。受賞した皆さまは、その中でも施工およびその成果が特に優秀であり、他の模範となっていただけるような方たち」とたたえた。続けて「皆様におかれましては技術力のさらなる向上と技術者・技能労働者の確保育成、労働条件や労働環境の改善などの課題に対して、受賞者が先頭に立って他の模範となって事業の推進と業界全体の発展に尽力してほしい」と期待した。

　受賞者を代表して新潟藤田組の藤田直也社長は「受賞者一同、身に余る光栄であり厚く御礼申し上げる。このたびの受賞は、発注者の皆さまの日頃からのご指導、地域住民、海岸利用者など大勢の皆さまのご理解ご協力のものと感謝申し上げる。今回の受賞を励みに今後も技術の研さんに努めていく」と決意を新たにした。

【写真＝事務所長表彰受賞者、局長表彰受賞者】