記事

事業者
茨城県土木部

早期の補助採択目指す/十王北通り線「伊師本郷工区」

2005/12/09 日本工業経済新聞(茨城版)

 県土木部は、都市計画道路十王北通り線(日立市)の整備で、JR常磐線との立体交差を含む「伊師本郷工区」(約1・2km)について、今年度から測量および設計に着手しており、今後は関係機関との調整を図りながら、早期の国の補助事業採択を目指す。

 これは、7日の県議会一般質問で、菊池敏行議員(自民)の質問に三浦真紀土木部長が答えた。

 十王北通り線は、旧十王町の北部地域を東西に結ぶ都市計画道路。全体計画は、日立市十王町山部地内の県道日立いわき線から日立市十王町伊師地内の国道6号に至る約4・4km。全体事業費は約32億円。

 そのうち、平成6年度に、県道日立いわき線の交差点から鹿島谷団地までの約1・5kmを県道十王里美線の「友部工区」として整備に着手。

 現在までに座禅山工業団地内の約0・8km区間が概成し、残る約0・7kmは平成19年度開通を目標に整備を進めている。

 引き続き、JR常磐線との立体交差を含む「伊師本郷工区」の約1・2kmは、今年度から測量および設計に着手した。

 今後、関係機関との調整を図りながら、早期に国の補助事業に採択されるよう作業を進めていく。

 さらに、伊師本郷地内から国道6号に至る約1・2km区間は、日立市が市道友部伊師浜線として県の「合併市町村幹線道路緊急整備支援事業」や国の「道整備交付金」を活用して、今年度から用地補償や測量、設計などを進めており、早期の着工を目指している。



紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら