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埼玉県富士見市

富士見市が富士見ガーデンビーチの跡地利活用を23年度以降検討

2022/08/09 埼玉建設新聞

 富士見市は市民プールとして使用していた富士見ガーデンビーチ跡地の利活用について、スポーツ施設としての再整備方針を検討する。2023年度以降、再整備手法を具体化していく構え。市民から長年要望されてきた市営公共スポーツ施設の拡充へ乗り出す考えだ。

 3月議会開会時に、「スポーツ・健康づくりを中心とした市民交流型の多種目・多世代・多目的で利用できるスポーツ施設」として整備を行う方針を市議に説明した。市民、市議などからはテニスコート、サッカー場などへの整備がすでに要望されている。今後整備手法・方針具体化の中で、市民意見の吸い上げの方法も議論していく考え。

 富士見ガーデンビーチ(勝瀬545)は市民プールとして1984年に完成。富士見環境センターの道路を挟んで南側の隣地に位置し、駐車場を除く敷地面積は約2万㎡におよぶ。流れるプール、ウォータースライダー、50mプールなどが設置されていた。2020年、老朽化や利用者の減少などから廃止が決定。22年3月に閉園となった。

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