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群馬県みどり市

みどり市は橋梁補修工事を7件予定

2022/08/11 群馬建設新聞

みどり市は神戸橋など7橋で補修工事を計画しており、順次、工事発注を行う。神戸橋は2年目の工事となり、ひび割れ補修などを主とした内容を予定している。木の宮橋、31号橋、宮下橋は近く設計業務を一括して指名通知し、設計完了後の工事発注となる。橋梁補修工事費として当初予算で工事費1億2300万円を計上している。

各橋は全て老朽化が著しいために計画。工事発注の中で規模が大きいのは神戸橋。市道1級27号線の橋梁で、わたらせ渓谷鐡道を跨いでいる。1973年に架設されており、橋長74m、幅員6・6m。2022年度はひび割れ補修がメインとなる。21年度に発注した工事は新井土木(みどり市)が受注。橋面防水、伸縮装置更新、塗装塗替などを行っており、進捗を見ながら工事を発注する。補修設計はアコン測量設計(前橋市)が手掛けた。

設計が完了しているのは神戸橋のほか◇下平橋◇横川橋◇7-26号橋-。うち、下平橋は市道大間々7197号線の橋梁。橋長16・8m、車道幅員4・4mの単径間PC単純床版橋で1978年に架設されている。これまでに行った点検で主桁のひび割れおよび床版と伸縮装置で漏水があるために、対象箇所の補修を行うほか、伸縮装置の更新を図る。補修設計は三陽技術コンサルタンツ(前橋市)が手掛けた。

残る5橋については橋長12m以下の橋梁。

横川橋は市道東2021号橋を通り、橋長12m。7-26号橋は市道東1202号線の橋梁で、橋長5m。工事内容は伸縮装置の更新および橋面防水が主。補修設計は2橋を一括して高崎測量(高崎市)が担当した。

これから補修設計を行い、工事も年度内に予定する3橋は全て市道大間々線を通る。路線名と橋長については木の宮橋(6384号線、12m)、31号橋(6397号線、6m)、宮下橋(6204号線、9・7m)。設計業務により、補修工事内容を決定。一括しての工事発注を予定するが、設計内容によっては分割する可能性や繰り越しての工事となる可能性もある。

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