県高崎土木事務所は西毛広域幹線道路高崎西工区整備で、補強土壁工とブロック積み工を９月ごろ一般競争入札で公告する。分割数は関連して進めているさくら通りアクセス路の新設工事と下里見２号ボックス築造工事の進捗を踏まえ決める。

工事は高崎市上大島町地内で整備中のさくら通りアクセス路と西毛広幹道の交差点から、高崎市下里見町地内に整備する下里見２号ボックスまでで行う。さくら通りアクセス路の工事は神宮工業（高崎市）が実施。下里見２号ボックスは施工箇所にＮＴＴの光ケーブルが敷設されており、移設する必要があるため、ＮＴＴに委託している。

当初はさくら通りアクセス路と西毛広幹道との平面交差点から下里見１号ボックスまでの区間で、75・９ｍの補強土壁工と67・２ｍの間知ブロック積み工を一括で発注を計画。また、下里見１号ボックスから下里見２号ボックスまでの区間については西毛広幹道北側で84・８ｍ、同線南側で施工する61・７ｍの補強土壁工を発注する予定となっていた。

補強土壁工は３カ所ともにテールアルメ工法で施工。75・９ｍの補強土壁工は２２９・８㎡、84・８ｍ区間は４３６・４㎡、61・７ｍ区間については３１４㎡施工。67・２ｍの間知ブロック積み工は２７０㎡実施する。設計は冨永調査事務所（高崎市）がまとめた。