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群馬県桐生市

桐生市は9月補正予算案を明らかに

2022/08/20 群馬建設新聞

桐生市(荒木恵司市長)は19日、9月補正予算案を明らかにした。桐生球場(相生町3-300)の施設改修工事費とし、総額1億4967万7000円の工事費を計上。うち、8980万7000円を2023年度までの債務負担行為として設定している。工事内容はスコアボードの全面的な改修。2カ年で工事を進め、完了は23年5月末までを見込んでいる。早期の工事完了が求められるため、プロポーザルなどは行わず、予算額を踏まえると年末までの一般競争入札公告が濃厚とみられる。設計は直営でこれから着手する。

桐生球場の収容人数は1万5050人(内野スタンド9195人、外野スタンド5855人)の規模。1969年に開場し、2016年度に耐震補強および各所改修工事を実施している。スコアボードは04年に設置されており、18年が経過。老朽化しており、今夏には不具合が生じていた。改修後は全面フルカラーLED表示とする予定。

このほか、総合福祉センター(新宿3-3-19)の各所改修工事費として172万7000円を計上。不具合が生じている圧縮機の改修工事を予定する。

新里町施設管理事業では新里総合グラウンド(新里町3069)で予定しているナイター照明LED化工事費に367万4000円を追加。物価上昇に伴う追加となる。なお、当初予算で改修工事費として1639万円を計上しており、合わせて約2000万円で工事を推進する。第3四半期中をめどに一般競争入札で公告する予定となる。

一般会計予算は13億5108万9000円を追加し、総額485億6965万6000円としている。

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