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(福)亀田郷芦沼会

市内本店、2~3JV対象 31日まで 特養あしぬま荘新築工事

2022/08/26 新潟建設新聞

 社会福祉法人亀田郷芦沼会(鈴木克夫理事長、新潟市東区はなみずき2-3-7)は25日付で、特別養護老人ホームあしぬま荘新築工事の一般競争入札を公告した。10月17日に入札を執行する。参加受け付けは8月31日まで。契約締結後に着工し、2024年1月31日の完成、同年4月の開所を予定する。


延べ床面積約7500㎡

 

 既存のあしぬま荘は1981年に竣工した建物で築40年以上が経過。老朽化しているためJR大形駅前の岡山1182-1ほか地内の敷地7802・55㎡に移転新築する。

 工事概要はRC造3階建て(+PH)、延べ床面積約7500㎡、建築面積約2800㎡の建築工事一式。建物高さは16・149mで、工法は柱状改良工法を採用する。駐車場は屋外47台、屋内7台の計54台を完備する予定。定員は特養120人となる。

 参加資格要件は、新潟市内に本社(店)を有する者とし、2社または3社からなる特定共同企業体(JV)が条件。JVの代表者は、新潟市内にて入札参加資格者名簿で建築S級に格付けされており、2012年度以降に竣工した新潟市内の医療施設または福祉施設で、延べ床面積4500㎡以上かつ、複数階非木造建築(S造またはRC造)の新築、増築もしくは改築の建築一式工事の元請実績を求める。構成員(代表者を除く)については、建築S級またはA級に格付けされている者としている。

 入札参加申請に係る様式等は、同法人ホームホームページ(http://www.ashinuma.com/)よりダウンロード可。提出は、特別養護老人ホームあしぬま荘建設委員会事務局(前同所、℡025-271-1016)まで。

 設計は、日揮(横浜市)が担当した。

 同法人は、地域に住んでよかったと言われるまちづくりの実現を推進すべく「2025あしぬまビジョン」を策定。その中で、同施設の建て替えを重点事業とするとともに、既存施設の跡地利用を含め地域の住民が集う場所づくりを進め、介護・住まい、生活支援等が連携する地域包括ケアの提案を掲げている。

【写真=JR大形駅前の建設予定地】

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