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新潟県村上市

エーシーエを特定 道の駅朝日設計プロポ/村上市

2022/08/27 新潟建設新聞

 村上市は、公募型プロポーザル方式で選定を進めていた「道の駅朝日」基本設計業務の委託候補者をエーシーエ設計上越支社(本社・長野県)に特定した。9月にも契約を結び、本年度末までに基本設計をまとめ、2023~24年度の2カ年で実施設計を策定する。25年度から建設工事に着手し、27年度のオープンを目指す。


 市は選定理由として、評価の着目点のうち、実施方針に対する業務の理解度、実施手順、そのほか特定テーマに対する的確性、実現性において、他者よりも優位であると判断。同者を特定した。プロポーザルには10者から参加表明があり、このうち2次審査に5者が通過していた。

 本業務では、建築および外構の基本設計ならびに再エネ導入・ZEB化検討調査計画策定業務技術提案のテーマとして、眺望と調和し、地域の特性と意匠・空間を考慮した木造の道の駅および公園緑地を整備する際の工夫や防災および子育て支援の拠点として道の駅を整備する際の工夫などを求めていた。参考業務規模は3700万円(税込み)程度。

 同事業は、日本海沿岸東北自動車道の全線開通を見据え、猿沢地内にある道の駅朝日のリニューアルを計画。地域活性化を目的に既存の建物などを集約してメイン施設を整備するほか、園地の設置や駐車場の拡張などを予定する。

 概算事業費は14億800万円を見込む。

 なお、実施設計については、現段階では発注方式は未定としており、これから検討する考え。

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