記事

事業者
茨城県水戸市

実施設計はトデックで/駅南公園整備事業来年度着工に向け

2005/12/13 日本工業経済新聞(茨城版)

 水戸市は、JR水戸駅南口の土地区画整理事業に伴う関連公共施設として計画する(仮)水戸駅南口街区公園について、このほど実施設計に係る指名競争入札を行い、(株)トデック(茨城営業所・水戸市城南2丁目)に250万円で委託した。履行期間は80日で、来年度早々の着工に向けて今年度内に設計をまとめる方針だ。施設完成・供用開始は、平成19年3月頃を予定している。

 (仮)水戸駅南口街区公園は、現在、都市再生機構で整備を進めている水戸駅南口地区特定再開発の土地区画整理事業に伴い、施行区域の中央南側に計画されている。

 公園は、桜川1丁目の都市計画道路3・3・1号水戸南口停車場線を挟み、東西2箇所に整備する予定で、施行面積は合計3049㎡。

 駅前交番側の西側公園は、敷地面積1185㎡㎡、一方の東側公園は敷地面積1864㎡となっている。

 整備方針では、水戸駅南口駅前の公園として、当該地区の将来の動向を踏まえ、市民から愛される公共空間としての集合体の一部として水戸市の玄関口にふさわしい魅力ある街区公園の創造を目指すとしている。

 市は、先月29日に同公園実施設計に係る指名競争入札を実施。指名を受けた設計会社8社が参加し、(株)トデックが250万円で落札した。

 今後、約80日間の履行期間で策定を進め、公園の整備工事には来年度の単年度事業で着手する。

 来年5月か6月頃を目途に一般競争等の入札を行い、着工。平成19年3月の完成・供用開始を目指す。



紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら