防衛施設周辺民生安定施設整備事業で松ノ木瀬橋に歩行者専用の側道橋架設を計画している吉井町は、11年度下部工を発注する予定で準備を進めている。
町東部の小暮地内で一級河川鏑川を跨ぐ同橋は、大型車などが通過する交通量の激しい路線であるが、歩道が設置されていないため、歩行者及び自転車の通行には危険であるとし、これを解消するために歩行者用の側道橋を同川上流側に設置することとなった。
側道橋は、橋長が一七〇mで幅員が三・五mの鋼桁橋となり、下部には逆T式橋台二基と重力式橋脚五基を備える。11年度に下部工を実施し、12年に上部を仕上げるスケジュールだ。
なお、設計は高崎測量(高崎市日高町580・電話027-361-2196)が作成した。