新潟電子工業(岡﨑淳社長・新潟市南区)は2日、本社工場の竣工式を執り行い、関係者ら約30人が参列した。
神事では、岡﨑社長をはじめ代表者らが玉串を奉げた。無事の工場完成を感謝し、建物の堅固安全、ますますの繁栄を祈願した。
建設地は新潟市南区上八枚1310地内の同社敷地内。新工場はS造2階建て、延べ床面積3495・09㎡。
主に電力を直流から交流に変換するパワーコンディショナーの増産体制を確立する。ラインの見直しに加え、開発スペースも増強した。
新型感染症禍で国内の製造一貫ラインが見直されているとし、エネルギー分野の新規開拓に力を入れる。同部門の生産能力は、2023年度までに現状の6倍を目指す。
新工場には、同社が手掛け、2年連続でグッドデザイン賞に輝いた薄型照明「リベルタソリス」をふんだんにあしらった。竣工式の後、岡﨑社長が場内を案内し、参列者に披露した。
設計・施工は一括で田中組(田中康太郎社長、新潟市中央区)が受注した。工場の引き渡しは7月末に終えており、稼働を開始。このほど外構工事が完了した。