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群馬県館林土木事務所

県館林土木事務所は東小泉工区で電線共同溝

2022/09/08 群馬建設新聞

県館林土木事務所は、大泉町東小泉地内で進める一般県道綿貫篠塚線東小泉工区での電線共同溝敷設工事について、9月中に一般競争入札での公告を予定している。施工区間は、カスミストア(館林市新宿1-18-3)から西へ約200mの道路南側部となる。

発注は、電力管(ECVP)φ100㎜、共用FA管φ150㎜、ボディ管(VP)φ150㎜、SUDⅡ-VP管φ100㎜を歩道下へ敷設し、地上部には特殊部4カ所を設置する予定としている。

今回の電線共同溝整備では、歩道下にある水道管を車道下へ移設する必要があり、施工予定区間の南側に位置するφ50㎜の水道管は、管理者となる群馬東部水道企業団に委託し、移設を完了している。北側のφ200㎜の水道管についても同企業団に移設を委託する予定。

全体事業区間は、主要地方道足利千代田線との横町交差点から東へ進んだ東小泉駅入口交差点までの約900m。18年度に事業着手しており、20年度までに植栽撤去、南側での水道管を移設。21年度に、南側で本体工事に着手し、これまでに400mの整備を行っている。

北側での着手は、水道管移設完了後の2023年度を見込んでおり、事業完了は25年度を目指すとしている。

現況幅員は全幅15m。幅員構成は車道部6・5m、路肩1・25m×2、両側に整備されているマウントアップ型歩道部は幅員2m、植栽帯1・0mとなっている。なお、交差点部については、右折レーンを含む車道部が8m、路肩1m。共同溝整備は現況の幅員内で実施することになる。

この区間の電線共同溝は、φ100㎜高圧と低圧の電力管とφ150㎜の通信管、メンテナンス管および地上機器は22基で構成される。共同溝および歩道の詳細設計はコイデ(前橋市)が担当した。

同路線は県の第二次緊急輸送道路、高崎市と邑楽町を結ぶ幹線道路となっている。電柱倒壊による道路閉塞を防ぐために、電線共同溝による無電柱化を計画。これまでに東武小泉線西小泉駅前の上小泉歩道橋から東、横町交差点までの約900mの区間が完成している。

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