さいたま市は、本年度から実施設計を進める見沼区大和田町地区の新設小学校の整備イメージ（基本設計時）を明らかにした。建物の上部と下部を庇（ひさし）によって区切る外観を取り入れている。スケジュールは基本計画上の当初想定から変わり、24～25年度（当初23～24年度）の建設工事、26年４月（同25年４月）の開校を目指す。

　計画地は、大和田特定土地区画整理事業地内の57街区２画地ほか。敷地面積が１万５０００㎡。ＲＣ造一部Ｓ造３階建て、延べ床面積１万４０５２・２７㎡（別棟70㎡含む）の校舎を整備する。「放課後児童クラブ」「大和田保育園」のほか、市民利用を前提とした「学校体育施設」の機能を入れる。

　実施設計は綜企画設計埼玉支店（さいたま市、電話０４８－６３１－００２３）が作成する。履行期限が23年11月。基本設計は大誠建築設計事務所（鶴ヶ島市、電話０４９－２７２－５３５０）が担当した。