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群馬県沼田土木事務所

沼田土木は片品工区で防災工事

2022/09/21 群馬建設新聞

県沼田土木事務所は、片品村戸倉地内を走る国道401号の片品工区で防災工事を計画している。杭式落石防護柵の新設と、ワイヤーロープ工に分けての発注となり、それぞれ11月にも一般競争入札で公告となる。同線では、崩落の危険性が高い箇所から優先して防災工事を進めている。

2022年度に行う杭式落石防護柵は高さ4・5mで62mで新設し、ロープ伏工は2カ所で計488・3㎡実施、ロープ掛け工を11カ所全てで行う。工期は12カ月を想定しており、繰越工事となる。

23年度は、今回発注分の残工事となる63m区間で杭式落石防護柵の設置などを予定している。

19年度は同工区で、高さ3・5mの杭式積雪荷重対応型落石防護柵を延長60mで新設し、光井工業(片品村)が担当した。

施工対象の片品工区は片品村戸倉地内を走る国道401号上の戸倉交差点周辺。戸倉交差点から大清水までは毎年11月から4月までの間、冬季通行止め区間となる。杭式落石防護柵の新設に当たって、道路の全面通行止めが必要となることから、冬季閉鎖期間を利用し工事を実施する計画。降雪量によっては、工期が変更となる可能性がある。23年度発注予定の防護柵設置工事も同様に、冬季閉鎖期間を利用し工事に当たる。同区間では3月ごろに除雪工事も計画しており、早ければ23年1月にも発注となる。

片品工区での防災工事が完了した後は、国道401号上で引き続き防護柵設置などの防災工事を発注していくこととなる。

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