北陸地方整備局信濃川河川事務所大河津資料館の来館者が100万人に達し、このほど記念セレモニーが行われた。
100万人目となったのは見附市立葛巻小学校の4年生。15日に学習見学で訪れた児童らを歓迎し、玄関ホールで記念のくす玉割りが行われた。
今井誠事務所長は「めでたく大河津分水通水がことし100周年となり、資料館来館者も100万人突破となった。44年前にオープンして長い歴史がある。引き続き多くの方に来ていただき、分水のことを学び、次の100年について考えてもらいたい」とあいさつ。
児童の代表は「大河津分水はすごいところなので、ちゃんと勉強してこれからに役立てたい」と話した。
資料館は1978年10月28日にオープン。分水の歴史や工事に関する5000冊の書籍をはじめ、当時使われていた工具など多くの資料を展示。ミニシアターを備え、4階の展望室からは分水周辺を一望できる学びと憩いの施設として利用されている。
【写真=100万人目となった小学生】