北陸地方整備局信濃川下流河川事務所工事安全対策協議会（会長＝小川純子同事務所長）は９月29日に建設労働災害防止大会を開いた。ウエブを含めて同事務所発注工事の受注者ら80人が参加。同事管内から本年度の安全管理優良受注者として表彰された皆川組の受賞披露や三条地区と関屋地区の活動報告が行われた。また安全講話では新潟労働基準監督署の後藤欽司安全衛生課長と同事務所の北沢茂樹副所長から、県内および北陸地整管内の労働災害の発生状況が解説されるなど、官民一体となって安全意識の向上が図られた。

　小川会長は、「毎年のように全国各地で水害が起こり、新潟県でも８月３日からの大雨で、県北を中心に甚大な被害が発生した。あらためて治水事業の重要性、地域を守る役割を再確認した。皆さまとともにより一層事業に努めたい。そのためには一人一人の健康と安全、それを支える労働環境が重要である。これから最盛期を迎える現場も多い。各現場において官民一体となって安全対策を強化徹底することで、無事故、無災害で完了することを祈念する」とした。

【写真＝参加者が安全宣言】