久喜市議会は9月30日、東京理科大学久喜キャンパス跡の土地・建物を公益社団法人地域医療振興協会(千代田区、吉新通康理事長)に無償譲渡する議案を可決した。看護学校の整備のために活用される。
同キャンパス跡の場所は、下清久字鶴ノ谷500-7ほか地内。土地3万1180㎡と、▽校舎=RC造3階建て、延べ床面積8786・13㎡▽守衛所=RC造平屋、床面積6・25㎡▽特別教室=RC造3階建て、延べ床面積2331・75㎡――を無償譲渡する。土地建物の鑑定評価額は1億4318万円。
複合施設への改修構想も当初あったが、事業者調査などの結果から、実現性が乏しいと結論。別の土地活用を検討していた。