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県立障害者リハビリテC 未利用地の利活用方法 保健福祉分野視野に

2022/10/06 群馬建設新聞

県立障害者リハビリテーションセンター(伊勢崎市波志江町3030-1)は、未利用地約1万8000㎡の利活用方法を検討している。医療や介護など保健福祉分野での活用を目的とし、公募型プロポーザル方式で2023年2月の事業実施へ向けた民間事業者を選定する。

県では、13年度に同施設の再編整備基本計画を策定。この基本計画に基づき、同年度から21年度にかけて新棟の建設や既存建物の改築、不要建物の解体工事などを行ってきた。一方で、駐車場や就労支援部作業(農作物生産)の目的で購入した土地が、その後の計画変更により利用されない状態となり、本未利用地の利活用が課題となっていた。

未利用地の周辺には、県立しろがね学園特別支援学校(前橋市東大室町177-1)や県立ふれあいスポーツプラザ(伊勢崎市下触町238-3)が立地。障害福祉に特化した施設が集まる場所となっているため、これらの既存施設との連携も踏まえた保健福祉事業での活用を検討していく。

業者選定にあたっては、審査委員会を23年2月10日に予定しており、選定結果の通知を経て同年3月中には土地売買契約などを締結する計画としている。

対象となる物件は、地目が畑となる◇伊勢崎市波志江町2987番(1836㎡)◇同2990番(5393㎡)◇同3026番1=3628㎡、畑◇同3024番1(3106㎡)◇同3095番2(748㎡)◇同2840番1(420㎡)-の6物件と、雑種地の同3028番1(3137㎡)からなる合計7筆1万8268㎡。土地譲渡価格は2億4200万0000円を設定している。

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