成田国際空港(株)は、第1旅客ターミナルビル南ウイングの手荷物搬送装置に組み入れるETD(ふき取り式爆発物検査装置)の調達を計画しており、その実証実験に参加を希望する業者(メーカー、販売代理店含む)を募る。
応募期間は12月22日まで。
実証実験では、検査所要時間や精度/誤反応率、操作性等を評価し、保守体制の確認と調達金額等により機器選定(当社の定める選定基準による)を行う。
募集要領は次のとおり。
◆対象機種=国土交通省航空局の「インライン方式による受託手荷物検査に関する指針」に合致したETD。
◆実験期間=平成18年1月18日までの1週間以上。
◆納入等=平成18年6月2日の南ウイング供用まで(概ね契約後3か月間)に6台のETDを納入、据付、試験調整し、検査員教育訓練が完了できること。
◆保守体制=調達物品の修理、部品納入等のアフターサービスを当社の求めに応じ、迅速かつ適切に提供できること。サービス体制の適性基準は次のとおり。
<1>調達物品に障害が発生し、技術者の派遣を要請した場合に、速やかに現場に到着し、12時間以内に応急修理を完了させ、かつ24時間以内に修理を完了できること。また、適切な点検整備が行えること(営業所等配置表、技術者配置表、アフターサービス体制表等の提出)。
<2>分解整備を必要とする場合には、本邦内において分解整備を行えることを原則とする(代替品を本邦内で用意し、輸送に係る費用等を負担できる場合はこの限りではない)。
<3>調達物品用部品について、速やかに供給及び修理ができること、また製造中止の場合は相当品を供給できること。
<4>調達物品について、当社社員等に対して、適切な運用、保守等の教育訓練が行えること。
◆応募期限=平成17年12月22日まで。
◆応募及び問い合わせ=成田国際空港(株)保安警備部航空保安対策グループ。電話0476-34-5893。