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成田国際空港(株)

実証実験参加者募る/第1ターミナルにETD

2005/12/17 日本工業経済新聞(茨城版)

 成田国際空港(株)は、第1旅客ターミナルビル南ウイングの手荷物搬送装置に組み入れるETD(ふき取り式爆発物検査装置)の調達を計画しており、その実証実験に参加を希望する業者(メーカー、販売代理店含む)を募る。

 応募期間は12月22日まで。

 実証実験では、検査所要時間や精度/誤反応率、操作性等を評価し、保守体制の確認と調達金額等により機器選定(当社の定める選定基準による)を行う。

 募集要領は次のとおり。

◆対象機種=国土交通省航空局の「インライン方式による受託手荷物検査に関する指針」に合致したETD。

◆実験期間=平成18年1月18日までの1週間以上。

◆納入等=平成18年6月2日の南ウイング供用まで(概ね契約後3か月間)に6台のETDを納入、据付、試験調整し、検査員教育訓練が完了できること。

◆保守体制=調達物品の修理、部品納入等のアフターサービスを当社の求めに応じ、迅速かつ適切に提供できること。サービス体制の適性基準は次のとおり。

 <1>調達物品に障害が発生し、技術者の派遣を要請した場合に、速やかに現場に到着し、12時間以内に応急修理を完了させ、かつ24時間以内に修理を完了できること。また、適切な点検整備が行えること(営業所等配置表、技術者配置表、アフターサービス体制表等の提出)。

 <2>分解整備を必要とする場合には、本邦内において分解整備を行えることを原則とする(代替品を本邦内で用意し、輸送に係る費用等を負担できる場合はこの限りではない)。

 <3>調達物品用部品について、速やかに供給及び修理ができること、また製造中止の場合は相当品を供給できること。

 <4>調達物品について、当社社員等に対して、適切な運用、保守等の教育訓練が行えること。

◆応募期限=平成17年12月22日まで。

◆応募及び問い合わせ=成田国際空港(株)保安警備部航空保安対策グループ。電話0476-34-5893。



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