国土交通省は11日、2022年度の「優秀施工者国土交通大臣顕彰」(建設マスター)対象者を発表し、新たに487人が建設マスターに選ばれた。これにより計1万1953人の建設マスターが誕生する。また「青年優秀施工者不動産・建設経済局長顕彰」(建設ジュニアマスター)には106人が決まり、計861人になった。今月18日に有楽町よみうりホール(東京都千代田区)で顕彰式典を行う。
建設マスターは、特に優秀な技能・技術を持ち、後進の指導・育成などに多大な貢献があった建設技能者が対象。本年度の平均年齢は51・9歳で、最低年齢は39歳、最高齢は70歳となっている。
建設ジュニアマスターは、建設マスターに達するまでの技能向上の動機付けを目的に、優秀な技能・技術を持ち、今後さらなる活躍が期待される青年技能者を顕彰するもの。本年度の平均年齢は36・4歳で、最年少受賞は29歳だった。
今回の顕彰者のうち、女性は建設マスターで6人(大工2人、造園工2人、大工1人、鋼構造物工1人)、建設ジュニアマスター(電気通信工1人、電気工1人)では2人となった。