秩父市は、吉田中学校校舎、体育館の改築に向け22日、設計業務を委託する。このほど現場説明を実施。指名業者は未公表だが、事前公表した予定価格は4000万円。年度末までに仕上げ、18年度から2か年で工事に着手する。市過疎地域自立促進計画では、18年度5億1174万5000円、19年度11億1495万円の改築事業費が見込まれている
これまでの検討から新校舎規模は、既存より拡大し、RC造3階建て、延べ床面積5700㎡程度を想定。1棟構成とするかも含め設計で検討。普通教室は、各学年2クラスで6教室。ほか、各特別教室、校長室や職員室などの管理部門を配置。内部は木質化する計画。
体育館も既存施設から拡大し、1階をコンクリート、一部2階と屋根をS造、延べ床面積約2000㎡規模を見込んでいる。
建設地は、現学校用地一部と東側拡張用地に跨ぐ形を想定しているが、仮設校舎などを配置しないため、工事期間中の学校運営に支障を来たさないなどの制約下、設計作業で最適な配置を固める。
同事業は、合併前の吉田町時代からの懸案事業。既存校舎は、2棟ともRC造3階建て、総延べ床面積3487㎡。体育館はS造平屋880㎡。