県高崎土木事務所は高崎市上大島町地内の高崎市道榛名２２５号線（通称・さくら通り）改良工事について、11月以降に条件付き一般競争入札を公告する方針を示した。設計については、冨永調査事務所（高崎市）がまとめた。

施工箇所は満行神社北側のさくら通りアクセス路との交差点前後約２００ｍ区間が対象となる。西毛広域幹線道路とさくら通りは立体交差構造となっていることから、さくら通りアクセス路を整備することで西毛広幹道と接続させる。今回の工事では、さくら通りからアクセス路に向かう右折車線を整備するとしている。

さくら通りの改良工事は３００㎜×３００㎜の落蓋式側溝を延長１８７ｍ、２５０㎜×１７５㎜のＵ字溝を84ｍ敷設するほか、１００ｍのＬ型側溝を整備する。

舗装については◇置き換え工＝山砕１００－０、ｔ１００㎝、Ａ７４７㎡◇下層路盤工＝再生砕石40、ｔ15㎝、Ａ７４７㎡◇上層路盤工＝粒度調整砕石30、ｔ10㎝、Ａ６９４㎡◇基層工＝再生粗粒度アスコン20、ｔ５㎝、Ａ６９５㎡◇表層工＝再生密粒度アスコン13、ｔ５㎝、Ａ７０９㎡－で仕上げる。

このほか、切削オーバーレイ工については１２９６㎡施工する計画としている。

さくら通りアクセス路は、さくら通りと西毛広幹道との交差部西側に位置。西毛広幹道との接続箇所から北上し、さくら通りまで結ぶ路線となる。

なお、アクセス路の工事は神宮工業（高崎市）が進めている。