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群馬県みどり市

みどり市のこども園の法人が決定

2022/10/20 群馬建設新聞

みどり市は笠懸第1保育園(阿左美3740)と笠懸幼稚園(鹿4590-2)を統合し、こども園化を進めている。その後、民営化する方針で運営法人を社会福祉法人清鳳会(みどり市笠懸町鹿、岩崎弘光理事長)に内定したと明らかにした。既存用地での新築や、それ以外での土地における新築の可能性もあったが、法人の意向により、既存園舎を活用してのこども園化となった。今後、年末までをめどに統合に向けた設計業務が市から委託され、工事は2023年度からの着手を見込む。開園は24年4月を予定する。

統合は、笠懸第1保育園を改修し行われる。当初予算で800万円の委託料を計上している。

こども園化は施設の老朽化や少子化による児童数の減少などにより、両施設の機能を集約することが目的。

改修を行う笠懸第1保育園は1977年に開園所され、RC造平屋、床面積1336・60㎡、敷地面積は1万429㎡。給食調理室や調乳設備、沐浴設備など、こども園としての施設基準は満たしているため、工事は不足する保育室への対応が主となることが想定される。既存6室を9室に増やすほか、窓ガラスやサッシの交換、外壁改修などを見込む。設計で詳細を決定する。

また、笠懸第1保育園の統合に関しては、隣接する笠懸北小学校との境界確定がないために、用地調査および測量調査も実施予定。改修設計とは別案件として、委託する方針としている。当初予算で委託費165万円を確保した。

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