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群馬県東吾妻町

東吾妻町がコンベンションホールの大規模改修

2022/10/21 群馬建設新聞

東吾妻町は役場庁舎に併設するコンベンションホール(原町1046)の外壁補修工事発注に向けて準備を進めている。発注時期は最短で12月ごろとなる見込みで、入札方法は現在協議中。当初予算で工事費として6500万円を確保しており、3月までの工事完了を目指す。設計業務はMAT一級建築士事務所(東吾妻町)がまとめた。

工事は経年劣化で外壁の一部に発生している、ひび割れや欠けを補修するもの。ひびの補修延長は約60mが見込まれており、欠けと合わせてモルタルで埋め込んでいく。補修完了後に、外壁全面を塗り直すとしており、コンクリート製の外壁に馴染む塗装剤を用いて約1000㎡ほど施工する。

このほか、瓦屋根の修繕も行う。比較的痛みの少ない瓦を積み直し、割れているものを取り除いていく作業となる。

同施設はRC造地下1階地上2階建て、延べ床面積1943㎡。1997年に建設された。最大で432人を収容できる移動観覧席を採用しており、座席を収納するとフロアを広く使うことができるため、イベント・講演会・芸術活動など、さまざまな形で活用ができる多目的ホールとなっている。

2020年度には南波建設(東吾妻町)が役場庁舎と合わせて浸水対策修繕工事を行ったほか、剣持電気工事(東吾妻町)が防犯カメラ付け替え工事を実施している。

なお、22年度は駐車場造成工事を大沢建設(東吾妻町)が担当し行っている。

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