県安中土木事務所は、管内における西毛広域幹線道路安中富岡工区の主要事業概要を示した。街路事業で整備する安中市役所前を通る都市計画道路南北中央幹線については、雨水排水管渠付け替え工事を行うとしており、年内に一般競争入札で公告するため準備を進めている。安中市が同線で実施している下水道管敷設替え工事など関連工事の進捗を見て、詳細な発注時期を決めるとしている。

西毛広幹道安中富岡工区整備で同事務所が担当するのは、国道18号安中市役所入口交差点から富岡市境までの４７００ｍ区間。うち、街路事業の南北中央幹線整備は国道18号から安中市役所東側を通り、県道一本木平小井戸安中線までの４５０ｍ区間で行う。全幅17ｍで車道９ｍ、両側に自転車通行帯１ｍ、路肩０・５ｍ、歩道２・５ｍを設ける。雨水排水管渠の付け替えのほか、電線共同溝工事を両側の歩道部で行う。

雨水排水管渠の付け替えは安中市役所前から中央労働金庫安中支店（安中２－２－28）までの２３５ｍ区間。工事は中央労働金庫側から進める。２０２２年度の施工延長や敷設する構造物は検討中。

電線共同溝工事では電力管を約２９００ｍ、通信管は約１４００ｍ敷設する。特殊部は13基設ける。