高山村は体験交流館(中山6860-66)の改修工事について、11月中に公募型プロポーザルを公告する見通しを示した。1階をサテライトオフィスとして利用するため改修を行うもの。工事費は当初予算で3997万4000円を確保している。
同施設は約3000㎡の敷地内にW造2階建て、延べ床面積約132㎡の規模となっている。改修後は1階をサテライトオフィス、2階を宿泊施設として利用する。工事は1階の内装改修がメインとなり既存の壁紙を剥がし、新たに700㎡を張り替えていく。このほか、現存の間取りを生かしながら会議室やミーティングルーム、コミュニケーションルームの設備を新設していく。1階の壁を壊して間取りを変更する予定だったが、構造上不可能であることが判明したため中止となっている。
なお、当初予算確保時に間取りの変更や駐車場の整備なども予定していたが、事業規模の見直しが行われ、工事箇所が絞られた。同施設は2023年4月からの供用開始を計画しているため、工事完了は22年度中を目指している。